REDOND WIND Story

初代モデルの発売は2019年。業者から素晴らしい生地素材を紹介され、店主がまずイメージしたのは、
三年間の渡米時代にLAの海岸でよく見かけたサーファー達のアフターファッションだ。
真夏の強い日差しから体を守る為だろうが、フード付きの長袖Sweatshirtに着替えてサーフサイドのカフェでバドライトを片手に談笑する彼らの姿は、とても洒脱でスタイリッシュだった。

そんなイメージを踏襲して初代モデルを作ったが、今回はドライ素材としてさらに軽くて繊維の見た目も美しい生地を採用。

Spec/Gimmick

強い日差しと紫外線から頭部を守るためのフードは、海面の照り返しから顔や首も保護するために深めにクロスさせたデザインを採用。これは袖のフィンガーホール同様、北米西海岸のサーファーウエアのギミックを踏襲した、まさに海辺遊びに必然のデザインとなっている。また2025モデルではフードの形状を見直し、キャップの上から被る事を前提としてデザインし直されている。

そして肝心な生地は、現状で考えうる最高な素材として帝人フロンティア製の【CARAT】に変更。適切な生地厚でありながら過去のどれよりも軽く、夏は涼しく冬は暖かくと日本の気候変化にしっかりと追従してくれる生地だ。



2025 Color

夏らしい明るいカラー二色

Seagull Gray

San Diego Blue


フードカップ形状はCapの上から被ることを前提に、型紙を少し大きめにした3Partカッティング。2025モデルではキャップ鍔の上のたるみを排除し、シルエットを整えた。フィンガーホールは元来「着たまま泳ぐ」際に水圧を受けて袖がめくり上がらないように設計されたものだが、フィッシングシーンにおいては素手派アングラーの手の甲を日焼けから守る役目を果たし、またキャストの際に袖のバタつきを抑える役目として採用。

プリントロゴはオシャレさを演出する大事な要素ではあるが、一大目的である機能面(透湿・速乾など)を最大に活かすため、
生地機能を損ねない最低限のサイズでシンプルに配したデザインとした。

(写真は2023モデル)

さらにポケットにも一工夫。
ジッパーを排除し、入れやすく出しやすく飛び出しにくいと三拍子揃ったパターンに変更。

◆首裏のロゴプリントは透湿を阻害するので排除し、胸と袖のロゴはタイプも位置もそのままで、生地色に合わせてカラーリング。

◆ポケットは物が落ちにくいのにスムーズにポケットに手を入れることができるパターンを採用。


販売価格:税込み11,550円


サイズ表